【FFTCG】第3期名人位決定戦
2021年12月30日 TCG全般
ここのところブログ書くのをすっかりさぼってしまいましたが、先日の名人戦の参加レポを。
名人戦のフォーマットはスタンダードの2デッキ!
まあみんな悩みますよね。。禁止改訂最初の大会でしかも2つもデッキが必要となると。
あった情報は12月中のマスターズの結果で火単が上位を占めていたこと。あれだけ活躍していれば使う人はいるだろうし、意識すべきデッキの1つになっていました。もちろん自分が使うことも含めて。
自分もずっと悩んで当日0時すぎに相談の電話をかけたりしていました。
以下、候補に挙げていたデッキ
・スカリー
コンボが決まればほぼ1ターンでゲームを決められるデッキ。コンボ開始は3~6ターン目。そのためバイキング、チョコボ、ドーガ、アバランチ、空賊といった展開力の高いデッキには100%負けるが、火単や土水といったゆっくり構えるデッキにはほぼ勝てる。
Opus14、15で全くパーツをもらっておらず個々のパワーは低いものの、禁止制限で鈍足環境、かつ妨害手段が散乱する2デッキ制では目がありそう。
・火単
メタの中心。豊富な火力除去、かつクー・チャスペルの存在により大抵のものは焼ける。当然候補にあがるものの、完熟大王やカダージュあたりが辛すぎて使用を断念。なにより、サーチが乏しいデッキは引き弱の自分に合っていなかった。
・侍
実際使用している人も多かった侍。デッキの動きは昔から変わっておらず、一般兵の侍、7CPカイエン、BU侍が追加されてよりまとまったデッキに。
自分でも作って川崎でフリープレイしてみたが、びっくりするくらい使うの下手だった。改善不可能なレベルの下手さだったので候補から脱落。
・火水
川崎で使用したものから火単を意識した構成に。オヴェリア&アグリアスによりパワーラインを上げたところ非常に勝率が上がった。カダージュも火単では除去しにくく、アグリアス&カダージュに除去を向いた後にパロポロ、アマテラスを構える動きが非常に強かった。
ポロムの性質上、多くのデッキを受けられるため禁止改訂明けの謎環境では大敗はしないと読んだ。
・アバランチ
だいぶ研究し、仙台でも使用し手ごたえはあったデッキ。ポロムに激弱なことを除けば他の多くのデッキに6割以上の勝率を見込める。ただ、デシ、シャントット、アマテラス、ドラゴンと優良パーツをがっつり使うため火と土を他のデッキでほぼ使えなくなるデメリットが大きい。
前日までアバランチを使うかずっと悩み相談し諦めた。
・王の剣
ニックスがアビリティに選ばれない上にパワーも上げられるため火単には十分戦えるデッキ。川崎で使われて想像以上に強かった。微妙に入れる土属性が他のデッキと被るし、ニックスをそもそも1枚も持ってないので自然と諦めた。
・水雷バイキング
バイキングを軸として、レディリリス、モグ、ノクティス等のOpus15のカードを非常に強く使えるデッキ。ただ使用回数が少なく練度が低く、火単に対して不安が残ったため断念。
・リディア
Opus15トップレアの呼び声高いリディア。使いたいところではあったが、火単とのマッチで時間がかかってしまうのと、アバランチ以上に優良パーツを喰ってしまうため断念。
候補がたくさんあり非常に悩みましたがデッキは前半:スカリー、後半:火水双子となりました。
前半は自信のあるデッキとして火単が多いと読みスカリーをぶつけることに。後半は読みにくいので広く受けられる火水に。
さらにどちらもメタから外れたデッキなので、本来の力以上のボーナスも期待してました。
というわけで本戦。
参加者40名 @スクエニ本社
◆前半:スカリー
R1 アバランチ
こちら先手ノルシュターレン。相手はデシからバレットを手札に加えてエンド。
こちらは2ターン目テテオ。相手はバレットを出すもウェッジしか追加されず単体でアタック。返しにシャントット、2ターン後にコンボ回して勝ち。
R2 火単
一緒に調整しているちょーぎょーじ氏。こーゆーところで当たっちゃうんだよなあ。
火単に対して強いことはわかってるし、相手もそれは理解している。
4ターン目あたりにスカリー並べて勝ち。
R3 空賊 ×
予選1位のダンカン氏。マリガン後の手札が芳しくなくテテオスタート。相手はヴァン→フィロ→カイツ。2ターン目も何とも言えない手札でシャントットを出すも、当然カイツで避けられる。戻ってきたヴァンとパンネロにボコボコにされながら特に解決策もなく負け。
さすがにシャントットは悪手だったかな、、とはいえ他にすることもなかったのでわからん。
◆後半:火水双子
R4 風水クリスタル 〇
風のローザ、アーシェといったキャスト要素にモグ、アトモス、ガルキマセラといったクリスタルを混ぜた構築。ローザを絡めたキャストで大量に並べられるも肝心のフィニッシャーを引かない模様。こちらはアグリアスやパロポロでちまちま除去する。途中、3CPのFWが並んでいたためシルドラから神竜をサーチしようとしたところサーチできないことが判明。そういや神竜でたとき同じツッコミしたような…
盤面がなかなか突破できずエキストラターンに入るも、蛮神リヴァイアサンと成長したパロポロによりFWを除去して勝ち。
R5 侍 〇
テンゼンが早々に登場するもこちらもモグでバウンス、再登場後はアトモスで処理。相手がゆっくりになったところでこちらもBUを並べ、アマテラスを構えながらパロポロ。その後神竜も引くがパロポロが盤面支配し出すことなくそのまま勝ち。
R6 火土水FF4 〇
フィーチャーマッチ。
こちらがカタージュを出した返しで、リディア→ポロム→シルドラと繋げられBUドーガによりサラが割られる。が、スタックでこちらもシルドラ→オヴェリア&アグリアス。返しにBU置きつつリディアを除去。再び出てきたリディアはアトモス。
その後はアグリアス&カダージュでクロックを重ねるが、レオノーラでポロムをサーチしようとしたところでブレイクゾーンに3枚落ちてしまっていることが判明。すかさずドラゴンで掃除されて悶絶。
手打ち6CPリヴァやシャントットで耐えられるがひたすらFWを出し続け、最後の蛮神リヴァイアサンはずっと手札で腐っていた神竜で処理して勝ち。
5-1 2位通過!
かなり上出来!
SE1 A:空賊 B:土水LO
1本目 火水vs空賊 ×
相手メルウィブでパンネロサーチ。ヴァン→フィロ→カイツ→パンネロ。こちらはモグ→シルドラ→モグSアビでヴァンを処理。が、パンネロの除去手段がなかなか引けずアドバンテージを稼がれる。
途中、蛮神リヴァイアサンを出すか、パロポロを出すか悩む。前者だとアマテラス、パロム、ポロムを切らなければならないが盤面は対処できる。後者は1ターン、リヴァイアサンを出すのが遅れるが重要なカードを切らずに済む。結局後者を選択したところ、ジタンでリヴァイアサンを刈られパロポロも除去される最悪の展開に。スサノオもダメージに流れてそのまま負け。
2択の場面でリヴァイアサンを選択しても結果的に負けていたかもしれないが、もうちょっといいゲームはできたと思う。
2本目 スカリーvs土水 〇
ノルシュターレン→アルテア→テテオの最高の流れ。準備を進め4ターン目あたりにコンボ開始。
返しでシャントットを警戒し途中でコンボを止めたが何もアクションされず。返しにロックを2回出し直してBUと手札を縛って勝ち。
3本目 火水vs土水 ×
どーやってか戦おうかなーと、ずっと考えていたがまとまらず試合開始。とりあえずBUは必要最低限の2枚、小粒FWを前出しして打点を稼ぐことに。
除去耐性もないし展開力もあるわけではないので結局除去られ放題。中盤に入り、攻め手を切らさないように意識していたがひたすらBUを引く流れに。LOを嫌ってシルドラを捨てていたのが仇となった。
最後はアグリアスさんと神竜君がマインドフレアで脳みそを吸い取られて寝返りました。バカヤロウ!
というわけでTOP8で終了!
せめてTOP4には残りたかったけど、デッキの相性としては絶望的だったため健闘したと思う。正直予選通過も怪しいデッキ選択だったので結構満足している。
そして優勝はしどさん!
ずっと「自分のデッキはここにある24個デッキ中、23番目、24番目くらいに弱い。辛い。」と嘆いていたのに。プレイングがとにかく神がかっていた。普段の彼のユーモアに騙されがちだが本当に恐ろしい男だ。おめでとう!!
これにて今年のFFTCGは終了。
個人的に今年かなり好成績でした。すべての大会でTOP8に残り、決勝4回、優勝1回。2回はドーガがただ強くて勝たせてもらった感がありますが、それでも後が怖いくらい調子よかったです。
横浜 5-1 決勝没(スカリー)
千葉 5-1 優勝(ドーガ)
八王子 5-1 決勝没(ドーガ)
仙台 4-1 決勝没(アバランチ)
川崎 5-1 SE1没(火水)
名人戦 5-1 SE1没(スカリー&火水)
来年は残りのMASTERS予選がさっそく開催され、2月にはFINAL&AFTERが予定されていますね。出るからには優勝狙って頑張りたいと思います。
それでは皆様よいお年を!
対戦してくださった方々、大変な時期を乗り越え大会を開催していただいたスタッフの方々ありがとうございました!
名人戦のフォーマットはスタンダードの2デッキ!
まあみんな悩みますよね。。禁止改訂最初の大会でしかも2つもデッキが必要となると。
あった情報は12月中のマスターズの結果で火単が上位を占めていたこと。あれだけ活躍していれば使う人はいるだろうし、意識すべきデッキの1つになっていました。もちろん自分が使うことも含めて。
自分もずっと悩んで当日0時すぎに相談の電話をかけたりしていました。
以下、候補に挙げていたデッキ
・スカリー
コンボが決まればほぼ1ターンでゲームを決められるデッキ。コンボ開始は3~6ターン目。そのためバイキング、チョコボ、ドーガ、アバランチ、空賊といった展開力の高いデッキには100%負けるが、火単や土水といったゆっくり構えるデッキにはほぼ勝てる。
Opus14、15で全くパーツをもらっておらず個々のパワーは低いものの、禁止制限で鈍足環境、かつ妨害手段が散乱する2デッキ制では目がありそう。
・火単
メタの中心。豊富な火力除去、かつクー・チャスペルの存在により大抵のものは焼ける。当然候補にあがるものの、完熟大王やカダージュあたりが辛すぎて使用を断念。なにより、サーチが乏しいデッキは引き弱の自分に合っていなかった。
・侍
実際使用している人も多かった侍。デッキの動きは昔から変わっておらず、一般兵の侍、7CPカイエン、BU侍が追加されてよりまとまったデッキに。
自分でも作って川崎でフリープレイしてみたが、びっくりするくらい使うの下手だった。改善不可能なレベルの下手さだったので候補から脱落。
・火水
川崎で使用したものから火単を意識した構成に。オヴェリア&アグリアスによりパワーラインを上げたところ非常に勝率が上がった。カダージュも火単では除去しにくく、アグリアス&カダージュに除去を向いた後にパロポロ、アマテラスを構える動きが非常に強かった。
ポロムの性質上、多くのデッキを受けられるため禁止改訂明けの謎環境では大敗はしないと読んだ。
・アバランチ
だいぶ研究し、仙台でも使用し手ごたえはあったデッキ。ポロムに激弱なことを除けば他の多くのデッキに6割以上の勝率を見込める。ただ、デシ、シャントット、アマテラス、ドラゴンと優良パーツをがっつり使うため火と土を他のデッキでほぼ使えなくなるデメリットが大きい。
前日までアバランチを使うかずっと悩み相談し諦めた。
・王の剣
ニックスがアビリティに選ばれない上にパワーも上げられるため火単には十分戦えるデッキ。川崎で使われて想像以上に強かった。微妙に入れる土属性が他のデッキと被るし、ニックスをそもそも1枚も持ってないので自然と諦めた。
・水雷バイキング
バイキングを軸として、レディリリス、モグ、ノクティス等のOpus15のカードを非常に強く使えるデッキ。ただ使用回数が少なく練度が低く、火単に対して不安が残ったため断念。
・リディア
Opus15トップレアの呼び声高いリディア。使いたいところではあったが、火単とのマッチで時間がかかってしまうのと、アバランチ以上に優良パーツを喰ってしまうため断念。
候補がたくさんあり非常に悩みましたがデッキは前半:スカリー、後半:火水双子となりました。
前半は自信のあるデッキとして火単が多いと読みスカリーをぶつけることに。後半は読みにくいので広く受けられる火水に。
さらにどちらもメタから外れたデッキなので、本来の力以上のボーナスも期待してました。
というわけで本戦。
参加者40名 @スクエニ本社
◆前半:スカリー
R1 アバランチ
こちら先手ノルシュターレン。相手はデシからバレットを手札に加えてエンド。
こちらは2ターン目テテオ。相手はバレットを出すもウェッジしか追加されず単体でアタック。返しにシャントット、2ターン後にコンボ回して勝ち。
R2 火単
一緒に調整しているちょーぎょーじ氏。こーゆーところで当たっちゃうんだよなあ。
火単に対して強いことはわかってるし、相手もそれは理解している。
4ターン目あたりにスカリー並べて勝ち。
R3 空賊 ×
予選1位のダンカン氏。マリガン後の手札が芳しくなくテテオスタート。相手はヴァン→フィロ→カイツ。2ターン目も何とも言えない手札でシャントットを出すも、当然カイツで避けられる。戻ってきたヴァンとパンネロにボコボコにされながら特に解決策もなく負け。
さすがにシャントットは悪手だったかな、、とはいえ他にすることもなかったのでわからん。
◆後半:火水双子
R4 風水クリスタル 〇
風のローザ、アーシェといったキャスト要素にモグ、アトモス、ガルキマセラといったクリスタルを混ぜた構築。ローザを絡めたキャストで大量に並べられるも肝心のフィニッシャーを引かない模様。こちらはアグリアスやパロポロでちまちま除去する。途中、3CPのFWが並んでいたためシルドラから神竜をサーチしようとしたところサーチできないことが判明。そういや神竜でたとき同じツッコミしたような…
盤面がなかなか突破できずエキストラターンに入るも、蛮神リヴァイアサンと成長したパロポロによりFWを除去して勝ち。
R5 侍 〇
テンゼンが早々に登場するもこちらもモグでバウンス、再登場後はアトモスで処理。相手がゆっくりになったところでこちらもBUを並べ、アマテラスを構えながらパロポロ。その後神竜も引くがパロポロが盤面支配し出すことなくそのまま勝ち。
R6 火土水FF4 〇
フィーチャーマッチ。
こちらがカタージュを出した返しで、リディア→ポロム→シルドラと繋げられBUドーガによりサラが割られる。が、スタックでこちらもシルドラ→オヴェリア&アグリアス。返しにBU置きつつリディアを除去。再び出てきたリディアはアトモス。
その後はアグリアス&カダージュでクロックを重ねるが、レオノーラでポロムをサーチしようとしたところでブレイクゾーンに3枚落ちてしまっていることが判明。すかさずドラゴンで掃除されて悶絶。
手打ち6CPリヴァやシャントットで耐えられるがひたすらFWを出し続け、最後の蛮神リヴァイアサンはずっと手札で腐っていた神竜で処理して勝ち。
5-1 2位通過!
かなり上出来!
SE1 A:空賊 B:土水LO
1本目 火水vs空賊 ×
相手メルウィブでパンネロサーチ。ヴァン→フィロ→カイツ→パンネロ。こちらはモグ→シルドラ→モグSアビでヴァンを処理。が、パンネロの除去手段がなかなか引けずアドバンテージを稼がれる。
途中、蛮神リヴァイアサンを出すか、パロポロを出すか悩む。前者だとアマテラス、パロム、ポロムを切らなければならないが盤面は対処できる。後者は1ターン、リヴァイアサンを出すのが遅れるが重要なカードを切らずに済む。結局後者を選択したところ、ジタンでリヴァイアサンを刈られパロポロも除去される最悪の展開に。スサノオもダメージに流れてそのまま負け。
2択の場面でリヴァイアサンを選択しても結果的に負けていたかもしれないが、もうちょっといいゲームはできたと思う。
2本目 スカリーvs土水 〇
ノルシュターレン→アルテア→テテオの最高の流れ。準備を進め4ターン目あたりにコンボ開始。
返しでシャントットを警戒し途中でコンボを止めたが何もアクションされず。返しにロックを2回出し直してBUと手札を縛って勝ち。
3本目 火水vs土水 ×
どーやってか戦おうかなーと、ずっと考えていたがまとまらず試合開始。とりあえずBUは必要最低限の2枚、小粒FWを前出しして打点を稼ぐことに。
除去耐性もないし展開力もあるわけではないので結局除去られ放題。中盤に入り、攻め手を切らさないように意識していたがひたすらBUを引く流れに。LOを嫌ってシルドラを捨てていたのが仇となった。
最後はアグリアスさんと神竜君がマインドフレアで脳みそを吸い取られて寝返りました。バカヤロウ!
というわけでTOP8で終了!
せめてTOP4には残りたかったけど、デッキの相性としては絶望的だったため健闘したと思う。正直予選通過も怪しいデッキ選択だったので結構満足している。
そして優勝はしどさん!
ずっと「自分のデッキはここにある24個デッキ中、23番目、24番目くらいに弱い。辛い。」と嘆いていたのに。プレイングがとにかく神がかっていた。普段の彼のユーモアに騙されがちだが本当に恐ろしい男だ。おめでとう!!
これにて今年のFFTCGは終了。
個人的に今年かなり好成績でした。すべての大会でTOP8に残り、決勝4回、優勝1回。2回はドーガがただ強くて勝たせてもらった感がありますが、それでも後が怖いくらい調子よかったです。
横浜 5-1 決勝没(スカリー)
千葉 5-1 優勝(ドーガ)
八王子 5-1 決勝没(ドーガ)
仙台 4-1 決勝没(アバランチ)
川崎 5-1 SE1没(火水)
名人戦 5-1 SE1没(スカリー&火水)
来年は残りのMASTERS予選がさっそく開催され、2月にはFINAL&AFTERが予定されていますね。出るからには優勝狙って頑張りたいと思います。
それでは皆様よいお年を!
対戦してくださった方々、大変な時期を乗り越え大会を開催していただいたスタッフの方々ありがとうございました!
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