Opus10が発売しました。
既にたくさんの人がLレア評価していますが、自分もいつも通り独断と偏見で評価します。(10点満点)


【火】ザンデ 8点
本人も9000とパワーが高くお供のFWを引き連れてくる。
FWの展開力は抜群でDamage5ともなれば4体並び【5-118L】ラムザの条件もザンデ1枚でクリアすることができる。1CPのFWは現状、選択肢がほとんどないが【9-018R】ベルガ、【8-139S】リセといった3CPの強力なFWを戻すだけでも十分盤面を変えることができる。
ここのところ火属性は展開力という点では他の属性に劣っており、サーチカードも他属性に比べて乏しいため純粋に引いたカードの性能で勝負するしかなかったが、それらを補える1枚。火属性には【6-009R】シド [XI]などブレイクゾーンを肥やす手段があり相性のよいものが揃っている。8CPという重さ、ザンデ用に1CP、2CP、3CPの火属性のFWの枠をデッキに割かなくてはならないが火属性を中心にデッキを構築するなら考慮してよい1枚だと思う。
ザンデのアビリティに対応して【9-068H】ドラゴンなどでブレイクゾーンを除外されると非常に悲しいので注意が必要。


【火】レェン 6点
WOFF専用だが強力なアビリティが3つ並んでいる。
コスト軽減は珍しく0になる。Opus9時点でカテゴリWOFFのBUだけでも12種類あるためコスト0で出すことはそう難しくない。公開されているルゥスもカテゴリWOFFでデッキを考えるなら難なく入れることができる。
メインとなる下2つのアビリティはWOFFのFWを多く並べるほど強さが増す。FWのオートアビリティによる除去が中心になりつつある環境で、ヘイストを与えることにより対戦相手の対応を1ターン遅らせることができる。
WOFFのFWは多くが2CPで揃っていることから【1-135L】ゴルベーザ、ブレイクゾーンから回収かつコスト軽減にもなる【1-109R】セラフィなどは相性がよさそう。
レェン単体の能力は申し分ないが、デッキの他のカードの出来に依存するためひとまず6点。


【氷】暗闇の雲 4CP 8000 2点
場に出たとき、アタックするときにアビリティが誘発する点は【5-126L】暗闇の雲と同じだが、属性も異なれば内容も全く異なる。
自分の盤面にも影響する癖のある2つのアビリティだが、どちらも対象を選んでいないため対戦相手の回避能力をもつキャラクターに対しても有効。
しかし、とにかく使い方が難しい。相手に選択権があるため普通に使ったら安定性に欠ける。少なくても自分に影響を与えないよう【9-059R】レムやモンスターなどダル凍結してもよいキャラクターと合わせるなど工夫が必要。
また、1つ目のアビリティは「そうしたとき」シリーズのため、対応してFWをアクティブにされたりするとただの自殺。
正直よくわからないので2点。きっと誰かが上手い使い方をしてくれるはず。


【氷】スコール 3CP 7000 8点
Damage2くらいなら見込ることができ、軽いオーファンのように使うことができる。
リノア、ラグナ、キスティス、イゼルなどサーチが豊富なためデッキに1枚入れておいても活躍できそう。
氷ではイブノーイルが追加され、【5-148H】カムラナート→【3-147L】戒律王ゾディアークとつなげることも可能なためDamage5も狙うことができる。Damage5は3CPで3体のキャラクターに影響を与えるため破格の性能。
スコールは他にも優秀なものが多く、取捨選択が難しいが考慮してよい1枚。


【風】シド [FFBE] 7点
使われる側は強く感じ、使う側は強さがわかりにくいタイプのカード。
CPを支払わずにフィールドに出るカードは多々あり、よく使われるところだと【6-126R】レイラ&【4-133C】バイキング、【3-144L】レナ、【5-091H】星の神子、【1-135L】ゴルベーザ、【5-019L】フェニックス、【8-006L】クラウド、【7-106L】アグリアス、【6-041L】リノアなど意外と影響範囲は広い。上記のザンデに対してもブレイクゾーンから戻ってきたFW全てに9000ダメージが与えられる。また、【3-071H】輪廻王カオスなど能動的に使うことができる。9000ダメージで倒せなかったカードが出てきてしまったらその日の運が悪かったと思いましょう。
シド自体、場に出たときFWを除去するわけではなく、じわじわ強さを発揮するためできるだけ序盤かつ微有利な盤面で出したい。


【風】フラン 6点
空賊専用。Opus10では空賊が多数収録されており前述のレェン同様、デッキのエースとなり得るカード。パワーが上がる点やアタック時にダメージをとばす点など【5-158S】イダを彷彿とさせるが、バルフレアがいると選ばれないという点が決定的に異なる。ありがちな「○○さえ除去しとけば負けない」という弱点に対して、バルフレアを除去してからフランを除去といった一手間増えることで、相手のテンポを鈍らせることができる。
一つ残念なのが【9-055C】フランなど他に優秀なフランがいること。Sアビも無いためなかなか共用が難しく取捨選択する必要がある。作品単であれば問題なく使うことができ、元々強かったFF12がより凶悪になる。
上記レェン同様の理由で6点。


【土】ウォーリアーオブライト 6点
今まで火、水、風とウォーリアーオブライトが収録されてきましたが、土はLレア!
Opus10では1CPのたまねぎ剣士が収録されており、最大6体のFWを一度に並べることができる。夢のまた夢ではあるがたまねぎ剣士の条件およびDamage5をクリアし、【2-022H】ルーネスがいればパワー13000のFW5体ヘイストでアタックできる。条件がクリアできない場合【2-070R】密告者シュミハザを使ってもよい。
現実的なところでは同じ土属性の【4-077R】格闘士あたりとの相性がよい。オートアビリティも通常どおり発動するため【5-084C】PSICOM治安猟兵などでFWを補充するのもよさそう。【3-147L】戒律王ゾディアークは相手のFWを一掃し、並べた一般兵のアタックを通しつつDamage5も狙える。一般兵はこれからも確実に増え続けるので楽しみなカード。
上記レェン同様の理由で6点。


【土】シャントット 5点
1~2CP:召喚獣回収
3CP:ハズレ
4~5CP:キャラクター回収
6CP~ :FWブレイク

増えてきた坊主捲り系、ハズレが1種類含まれている。【5-154S】ユールや【7-127L】ユウナなどで見ておけば安心。
ハズレを引かなければ基本的に食いっぱぐれはせず、FWブレイクできれば相当強力。最近は高CP、高パフォーマンスのカードが増えてきたため、例えばコストを6CP以上を中心にしてデッキを組んでも成立しそう。問題なのはシャントット自身が3CP(ハズレ)であること。シャントットを使うために3枚積んで、シャントットがめくれるととても悲しい。また、いわゆる「名前が弱い」の筆頭で土の代名詞である【1-107L】シャントットとの共用は難しい。【9-094L】フースーヤ同様、うまくデッキを構築すればかなり強力なパフォーマンスを発揮できる類いのカードだと思う。個人的に坊主捲り系は好きなので使ってみたい1枚。


【雷】フォルサノス 7点
5CP以下の召喚獣やアビリティを無効にできる強力な効果があるが7CPと重め。
対象を選ばない全体効果やファムフリート系、ダメージの積み重ねに対しては除去されてしまう。また、【9-094L】フースーヤ、【9-057L】ヤズマット、【3-135H】シルドラなど6CP以上のアビリティや召喚獣でも対処可能。
上記のようにフォルサノスが出た返しのターンで対処できればよいが、数ターン中に対処できない場合は相手に好き放題動かれてしまう。最近のFFTCGは1、2ターン相手に猶予を与えてしまうと一気に盤面をひっくり返されて負ける。使う側としてはイージーウィンを狙えるカード。グラミス、アルド、ガブラスでサーチ可能なため、1枚挿しでも十分活躍できる。
最近はコストが重めなカードが活躍しており処理しやすいことが予想されるため7点。


【雷】ライトニング 6点
10種類目?のライトニングさん。
オーディンを2枚サーチできるためほぼ2CP8000として機能する。残念ながらOpus10ではオーディンは増えなかったが現状5種類あり、デッキに種類を散らしておけば盤面に応じた対応ができる。2つ目のアビリティも自己完結しておりサーチしたオーディンをアクションアビリティのコストとして使うことができる。
【9-094L】フースーヤや【5-126L】暗闇の雲と比較し、相手のFWを除去するのに時間がかかってしまうのが難点。コストパフォーマンス的には優れているが少し悠長なのが気になるところ。


【水】アーシェ 8点 
ウォル、メイアのようにアタックフェイズ時にオートアビリティを誘発するシリーズ。どれも汎用性のある効果。3つ目のアビリティも凍結しているキャラクターや、自身のアビリティでアクティブにならないカードもアクティブでできるため今まで使いにくかったカードも新たに使えるようになりそう。
【5-166S】ラスラを出しておけば直接ブレイクからは守れるため枠に余裕があればとりあえず入れておくのがよさそう。


【水】フォルカ 7点
手札から水属性の召喚獣を捨てることでどれかが使える。特にFWを戻す効果は強力で、4CPのFWをフォルカのアビリティで戻すだけで2CP、手札1枚分のアドバンテージを得ることができる。アクティブにする効果も面白く【4-140H】モグ[VI]、【6-045H】シド[II]などをアクティブにすれば手札を増やすことができコンボデッキのお供にもなりそう。1つ目の選ばれない効果は実際に使うよりも牽制として機能する。
アジドマルジド、ポロム、シトラなどの召喚獣回収と併せればアビリティがより使いやすくなる。


【光】レフィア 6点
残念ながらOpus10ではレフィアからプレイできる種類は増えなかったが、デッキから直接キャラクターを出せる時点で強力。【2-050H】アルクゥも出せるためBU事故も軽減できる。
また、2つ目のFWを除外する効果も言うまでもなく強力。光の戦士のFW4体とやや条件が厳しいが【7-002R】アイギスなど光の戦士に寄せたデッキであれば達成もそう難しくない。【3-065L】バッツや【5-144C】話術士、【2-087R】統制者ハシュマリムを使っても達成できなくはない。
上記レェン同様の理由で6点。


【闇】ハイン 9点
4CP 9000と標準以上のサイズをもちながら強力なアクションアビリティ2つを有しており、一旦ハインが場に出ると除去する手段は相当限られる。
 ①ファムフリート系の除去
 ②ダメージ以外の全体除去(シャントット、カイナッツォなど)
 ③【2-147L】皇帝でアクションアビリティを封じて除去
 ④ハンデスで手札を枯らして除去(スタックで回避能力使われるから微妙)
 ⑤戦闘ダメージの積み重ね
 ⑥EXバースト
ぱっと考えたところ以上の方法だが、デッキによっては一生倒せないかもしれない。ゲームでは倒すのにそんなに苦労した覚えはないのだが。。
使う側からすると普通に出しておくだけで十分強い。余裕があればアタック時にEXバーストをケアして手札を捨てておくのも一つの重要なテクニック。自分は手札を惜しんで敗北したことが多々あります。


Opus10からのキーワード「Damage」もLレアに数種類収録されていますね。それぞれ破格な効果なので活かせるデッキを考えてみたいと思います。

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